森高一真選手は見た目が少し怖いことでも知られている選手です。
その理由は髭を生やしていることや、試合前の選手インタビューなどで笑顔が少ないことがあるようです。そんな少し強面の森高選手ですが、見た目に反して!?レースでは堅実な走りをする選手です。
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森高選手は予想するファンの味方!
選手の中には、コース取りの時に強引に艇の番号より内側に入る“イン屋”や、逆に外側に入っていく“アウト屋”と言われる選手がいます。
しかし、森高選手の場合は艇の番号どおりのコース(枠なり)に入ることがほとんどです。
また、ボートレースには周回展示というものがあり、ここでの選手のコース取りも予想の大きなポイントとなります。
しかし時々、周回展示とは違うコースに入る選手もいます。
こうなってしまうと予想する側としては、予想を当てにくくなってしまいます。
しかし、森高選手の場合にはこのようなこともほとんどありません。
「自分は最高のバクチの駒でありたい」とも語っており、ファンの期待に応えたいとの思いが強い選手です。
平均スタートタイミングは0.14前後と早いスタートを切ることが多く、フライングも少ないスタートの得意な選手です。
勝率は6.82で、1コースからの出走では3連対率87.2%とインからは確実な入賞をしてきます。(2018年10月現在通算成績より)
また、外のコースからでも入賞することが多く、まくりや差しをバランス良く使い分けるオールマイティな自在派選手です。
森高一真選手の実力
森高選手は1999年の11月11日に鳴門競艇場にてデビューしています。そして、わずか2日後の11月13日に初勝利を飾っています。
2001年の2月には「G1 第44回 四国地区選手権競走」にてG1初出走にて初勝利という快挙を達成し、同年には一般戦でも初優勝を飾っています。
その後も着実に成績を伸ばし、2005年3月には「SG 第40回総理大臣杯」にてもSG初出走にて初勝利を達成しています。
同年の11月には「G1宮島チャンピオンカップ開設51周年記念競走」にてG1初優勝を達成し、森高選手はさらにトップ選手として知れるようになっていきました。
念願のSG初優勝は2013年の11月で「SG 第16回チャレンジカップ競走」にて達成しています。
その後も確実な勝利を重ね、2014年2月には1000勝達成をしています。
賞金王にはなかなか縁のなかった森高選手ですが、2017年には賞金王決定戦に初出場を果たしています。
ボートレーサーは成績が伸び悩んだり、低迷したりすることも多いのですが、森高選手はデビュー時から安定した成績を保っている選手です。
そんな森高選手の2017年の賞金ランキングは15位で、獲得賞金は7千万9千円でした。
森高一真選手の素顔
プロフィール
- 登録番号:4030
- 生年月日:1978/06/03
- 身長:170cm
- 血液型:AB型
- 支部:香川
- 出身地:香川県
- 登録期:85期
ボートレーサーを目指したきっかけは、小さいころから祖父に競艇場に連れて来られていて興味をもっており、高校生の時に賞金額を見て選手になることを決心したそうです。
85期の“銀河系軍団”の一員としても知られている選手です。
インタビューでの笑顔は少なく、プライベートの話はあまりしません。
しかし、取材やボートレース番組では親しみやすい一面も見せています。
同支部の人気女子レーサー平高奈菜選手も、トークショーで森高選手について「めっちゃおもしろい・めちゃくちゃ面倒見が良い」とおっしゃっていました。